USCPA(米国公認会計士)に比較すると知名度の低いこの資格ですが、FP&Aのポジションで仕事をする上で、より実践的な知識が身に付きますし、かつ勉強していて楽しい内容でした。
自分が資格を取得したのは2015年ということで少し前になるのですが、当時を思い出しながらどのようにして合格に至ったかを書いてみたいと思います。
なぜCMAを目指したか?
勉強を始めたのは2014年5月でした。
当時海外(上海)子会社でFP&A的な仕事をしておりました。それまではAccountingやInternal Auditingのような業務をメインで担当していたので、異国の地で新たなことに取り組むことになり不安と期待の両方を抱えている状況でした。
基本的な知識やオペレーションは実務を重ねながら習得していったのですが、同僚は他社でFP&Aの経験を重ねた人が多く、自分の知識や力不足を痛感していました。その時に、同僚から紹介されたのがCMAという資格です。
その時もCMAという存在は知っていたのですが、それほどメジャーな資格ではなく(?)特に意識したことはありませんでした。ところが、同僚の話を聞いてみると、中国ではかなり人気の資格で、就職や転職で非常に重要視されるということを聞きました。
実際に現地の本屋さんに行ってみると、CMA対策の本が大量に並んでおり、(後に判明するのですが)試験も予約をとるのが難しいくらいの人気ぶりでした。
それなら自分も挑戦してみよう!ということで勉強を始めることにしました。
CMAの勉強を始めるにあたって最初にしたこと
まずは、日本の有名専門学校のホームページを調べました。
するとTACがCMAの講座を提供していることが判明。内容は以下の通りでした。
- 講義DVD
- Gleimのテキスト(Part1/Part2)
- Gleimのオンライン講座
独学 or TAC
正直、10万円という金額を見たときに「独学」で勉強しようかどうか悩みました。
というのも、以前USCPAの勉強をしていた際に、始めはスクールに通ったりDVDを見たりしていたのですが、どうも自分には合わず、結局はGleimを購入して勉強したという経緯があったからです。
学校が用意したテキストや試験情報(試験の申込方法やライセンスの取得ノウハウ)は大変参考になったので、その意味では講座を申し込んだ価値はありました。ただ、授業そのものはテキストに沿って説明するだけですので、自分で読み進めた方が早く結局ほぼ出席せずに終わりました。
USCMAも正直、DVDはいらないので独学で勉強しようかなっと考えたのですが、よくよく調べてみるとGleimのオンライン学習ツールがかなり高額で、TACに講座料金を支払った方がお得だということが判明しました。
(今、Gleimのホームページを見ると、オンラインツールだけで10万円超えていますね・・・)
それならばとTACの講座を申し込むことにしました。
まとめ
実際の勉強方法については、次の記事で紹介したいと思います。
お読みいただきありがとうございました。
- CMAは中国では大人気
- FP&Aの業務で役立てるにはCPAよりCMA
- Gleim/Beckerのオンラインツール料金を考えるとTACの講座は安い(?)